タートルネックに合うショートヘアは、首が見える長さのもの。
髪とえりで首が全て隠れてしまうと、頭は大きく首が太く見えてしまいます。
なので、後ろを短くし肌を出す必要があります。
伸びきった後ろは重く見える
前回ショートボブにしてから2ヶ月ほど。
かなり伸びてハイネックの洋服についています。
さらに後頭部の丸みが下がり横顔が重い印象に。固く毛量もしっかりあるため膨らみも目立ちます。
今回のオーダーは横の長さは変えずに軽くする、えりあしを短くしてタートルネックが似合うバランスにしたい。
これをカットで変えていきました。
肌が見えると軽くなる
えりあしをカットし首が見える仕上がりにしました。少し出るだけでもすっきり感じます。
この部分は他よりも髪が太く多く生えています。なのでカットの仕方もそれに合わせなくてはなりません。
また骨格がくぼんでいるとよりたまりやすく厚みが出てしまう。集まりやすい部分を中心的に量を減らし膨らみを抑えます。
えりあしは抑えながら後頭部には丸みをしっかりと作ります。
これでメリハリがつき横顔のバランスは良くなりました。
この髪質はしっかりしているため四角いシルエットになりやすい。なので角を丸くするようなカットをし柔らかさを出しました。
こうすると乾かせばきれいな形になりスタイリングが簡単に。ワックスやオイルをつけ油分を補えばツヤも出てよりよく見えます。
少し切れば大きく変わる
ショートヘアは少し切れば大きく変わります。
今回のように洋服に合わせカットできるし、気分が変わればそれも叶えられる。短い髪型のいいところです。
タートルネックだけではなくマフラーやコートなど後ろがもたつきやすいファッションの時も、えりあしを短くしておけばもたつかずバランス良くなります。
全体的にたくさん切らず、必要な部分をしっかりカットすれば雰囲気を変えられます。
おしゃれをより楽しむためにショートヘアのメンテナンスは欠かせません。